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ふわっと!

いよいよ寒い季節がやって来ました!!先日エアブレス工法にて

築19年のお客様宅リフォーム工事が一部終了しました。


(リフォーム内容)

旧式エアブレスシステムから最新エアブレスシステムへの切り替え

外壁と屋根の塗替え

ウッドデッキ交換です。

 

外壁と屋根、ウッドデッキは経年劣化により手直しが必要になって

そしてエアブレスシステムの方はと言うと・・・

全館暖房は勿論ですが、当時の灯油タイプから現在の電気タイプへの切り替えです。


交換の理由は様々ありますが、一番の交換理由は光熱費が下がる事。

しかも交換費用が思いのほか安価な事。

というのも、ニューエアブレスにすることで光熱費が安価になり・・・

シュミレーション上ではリニューアル費用が数年でプラス(坪数により)に転じます。

更には、メンテナンスや扱いが楽になり、又フィルターなどの費用も安価となる事でした。

 


(工事内容)

既存のエアブレス工法にて出来上がっている空気循環システムを一部利用し

全熱交換型24時間換気システムを設置、そして

床下にエアコンの取り付け

各配管、各吸排気口、フィルター設置、等でした。

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(工事も終わり)

季節柄、冷え込む前に終わらせて暖かさを実感してもらいたい!

その一心でしたので完成して一安心。

そして試運転開始!

取扱い方をお客様に説明・・・(と言ってもとても簡単)

無事にお伝え終了です。

 

 

(後日)

如何だったかお尋ねしようと玄関に入った瞬間・・・

「ふわっと」暖かい!

そしてお尋ねしたところ

「暖かいよ」


と評価を頂きました良かった!

 


残りの外壁塗装とウッドデッキ工事はこれから始まります。

生活が少しでも快適になりますように・・・カイハタ建設の願いです。

 

自然力

自然力


緑区N様邸新築工事もいよいよ大詰め、現在内装工事が始まり左官作業が行われています。


N様邸での塗り壁をリビング、ダイニング、和室、中三階~

特にダイニングルームの上は吹き抜け!

足場上での鏝塗り作業で職人さんも大変そうですネ!


そして塗り壁で使用する材料は 九州原産「シラス壁」です。

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簡単に「シラス壁」を説明しますと、珪藻土を超えた新しい内装壁材と言われ

多孔質構造の火山噴出物が主原料の100%自然素材です。

 


1)調湿機能では

湿度が上がると余分な湿気を吸収し、湿度が下がると湿気を放出します。

湿度が10%下がると体感温度が1℃下がると言われていますので、日本の蒸し

暑い夏に最適な建材。エアコンの使用を抑えられるので、節電にも効果的です。

 

2)消臭機能

シラス壁は、タバコやペットのニオイを短時間で消臭。家具や他の建材から

放出されたホルムアルデヒドなどの化学物質もしっかり吸着し、時間が経っても

再放出しません。


3)長寿命

シラスと同じ火山噴出物はイタリアにもあり、ローマ時代につくられた

パンテオン神殿や、古代エジプトのピラミッドにも古代コンクリートの

原料として使用され、今もその姿をとどめているほど耐久性があります。

シラス壁は着色にも天然の鉱物顔料を使っているので、紫外線に強く、

色あせや劣化もほとんどありません。


4)本物の質感

シラス壁の良さはその機能だけではなく、人工物では表現できない100%自然素材

ならではの心が落ち着くやさしい風合い。マグマのパワーを秘めたシラス壁は、

生命力にあふれ、本物の上質さと力強さを感じさせます。

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よってN様邸の家は「自然の力」+「エアブレス工法」機能により 室内環境の

優れた住み心地の良い家 になります。

 

完成見学会を11/25(土)~12/3(日)開催致します。

体感されるとその良さが解ると思います

是非お立ち寄り下さい。

 

思いの深み

10月の中期、1泊2日で直接取引のある奈良県の材木問屋さんに勉強と仕事を兼ねて

見学に行ってきました。車で行動したのですが、道のりは遥か遠く……

片道約7時間をひたすら運転!!

途中、三重県にあるナガシマスパーランドに行く人達の高速道路出口大渋滞を横目に

ようやく到着しました。

 

材木問屋さんでは、銘木吉野杉 吉野檜 の歴史や育て方などをレクチャーして頂き

その後、材木を加工する過程を見学しました。

・木の皮をはぎ

・材木をカット

・乾燥機に入れ

・建材に加工

・出た端材などは燃焼してバイオマス処理。

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その他、色々新しい取組もされているようで今後のお客様に対して喜んで頂ける提案が

出来そうな代物が多数あり収穫ありでした。

 


話は戻りますが、材木問屋さんレクチャーの中で吉野の木と他の木の違いは何かとの話が出ました。


・他の木は山が国有林なので国が管理している為、木の手入れが行き届かないのに対し、

吉野の山は個人所有の山なので良質な木が育つように昔から代々、木を管理する職種が

あり、人の手により大事に管理されている とのお話でした。

 

吉野の手入れは1ヘクタール(100m×100m:1万平方メートル) 8000本から12000本植えと密植え!

通常、国有林では植える本数は3000本から3500本だそうです。ずば抜けていますね!


植えて育成する期間も数十年以上という長期間。また間伐(かんばつ)によって良質な材を

優先して育て、節目の元となる枝を切り落とす「枝打ち」を行って外形を丸くし美しい無節の

木を取ります。


こうして古くから徹底した知識と管理から生まれる吉野の木は、年輪幅が細く均一になり、

芯を中心にしてまっすぐ伸ばすようです。


長い年月、手間を掛けて育てる・・・なるほどブランド品な訳ですね。

 

帰りに奈良県銘木協同組合に寄り見学、倉庫内にはとても高価な銘木が所狭しと並べられていて

驚きの連続で普段見れない物を沢山見る事ができとても勉強になりました。


たまたまその日は競り市をしていたのでこちらも見学、樹齢何百年と言う良質な杉や檜が

目の前でどんどん高価な金額で売れて行くさまは圧巻でした。

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あれ!?樹齢何百年と言う事は…それだけ古くから(江戸時代)木を管理し続けてる訳で・・・


と言う事は・・・

当たり前ですが先祖代々受け継がれて今がある訳なんですね。


想いを馳せると時の流れを感じると共に、古くから受け継がれる思いの深みを感じます。

感慨深い旅でした!

 

「+αで出来るご提案」

新築工事を行う際、お客様との各種仕様打ち合わせが必要となります。


プランの微調整から住設備関係、サッシ、水回り、屋根、外壁、

電気関係、収納、内装、照明器具、等々・・・

お客様の希望に沿うよう一緒に決めて行く訳です。


他社様では、キッチンをはじめあらゆる内容をご契約時までに決定します。

その為、契約後だと「融通が利かない!!」という事も・・・


でも、安心してください!


弊社では、ご契約後も進行状況に合わせてゆっくり選べます。

会社優先ではなく、あくまでもお客さま優先!です。

私たちは、お客様が選んだ設備がプランに収まるかどうかの確認、

そして、「+αで出来るご提案」をさせて頂いております。

 


という事で・・・

先日、お客様とタカラショールームに足を運び、

キッチンやユニットバスを見てきました。

今回は、最終決定です。


と言うのも、床をふさぐ為には配管等の決定が必要です。

メーカーやタイプによって配管の位置が違います。

さすがに、これは後からでは変更できません。

その為の、メーカー及びタイプの最終決定でした。


なので、色や一部の仕様はギリギリまで変更可能です

壁紙やタイル、キッチン等の色や柄・・・

かなり悩みますよね~

ギリギリまで、ゆっくりと選んでいただけますよ。

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今回のお客様が決定した『タカラ』と言えばホーローが有名ですよね。

ホーローは金属にガラス質の上薬を吹きかけて焼いた焼物の素材で、

ホーローそのものの特徴は焼き物の特徴になります。


ホーローは衝撃に強く、色あせしない、汚れを落としやすい、薬品に強い、

磁石が付くなど、ガラスと鉄の特性を併せ持ちます。

ですので、ショールームの店員さんは自社製品のアピールに

ワイヤーブラシでお風呂の壁をゴシゴシしたり、叩いたり!

とてもインパクトがありました。


おそらく毎日ゴシゴシ擦られたり叩かれている壁面だとは思いますが・・・

綺麗なままでした。

ホーロー恐るべし!!

 

業界の普通の流れ

たまに聞く話しなのですが、現場での大工さん同士の会話で、

A大工さん:あそこの会社も「金物類はやっぱりこっち持ち」なのかね?・・・

B大工さん:「今は皆そうでしょ~」

と会話しているのを小耳にします。


どう言う意味かというと・・・

大工さん達が現場で必要となるクギやネジ、羽子板ボルト等の金物類は

すべて自腹で購入して使う事が多い、これが業界の普通の流れです。


よってこの「業界の普通の流れ」が大工さんに大きな負担を掛け嫌がる訳です。

弊社では金物工法なので接合部に必要な金物はさほど必要ありませんが、

金物工法ではない工務店ですとかなりの量・・・

結果、その様な積み重ねによりギクシャク・・・

だから朝一のホームセンターは職人が多いのか?って事です!


弊社では、金物全般、もちろん会社支給としています。

ストレス無く気持ち良く大工さんに叩いて頂き

現場に集中してもらい、手落ちも無くなって来る訳なんです。


人間なので自分で買うのと会社持ちかで使う量も変わってきてしまうでしょう!

弊社ではそういう事の無いようにケチケチせずに使ってもらっています。

 

やはり思うのですが、設計側と現場のお互い様が無ければ良い仕事は出来ないはず!

結果そのシワ寄せがお客さんに影響してしまう事が?

・・・本来、決してあってはならない事なんです。


ですが、今のご時世は違うようです。


今後も出来る範囲内で最大限、現場の環境を整え良くしつつ、お客様により良い作品提供を!

努力します。


弊社では「お客様を真中心に」

この信念は崩しません!!


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アピールし過ぎ感もありますがご容赦下さい!

申し訳ありません。

2週間ぶりの更新となります。


君津市T様邸の上棟報告・・・

前日の雨もひと段落し無事に始まりました。

さて、これから組み上げるであろう大量の梁を荷上げ箇所に配り更に、所定箇所に柱を立てます。

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それにしても材料多すぎ~!

誰だこんなに材料入れたのは?っと言われんばかりの多さ。

黙々と作業するみんなの背中が訴えます。


ゴメンナサイ!

材料の割り振り、サイズの選択、箇所設置含め全ての企画、私です。

妥協しないのは勿論、長期という事もあって・・・

こんな感じとなりました。

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さて、昼前に2階の床組が決まってきました。

鮮やかな格子組の完成。

ちなみに最大梁成420mm、基本スパン2軒以上は飛ばしません!

柱180角、150角等採用、勿論金物工法・・・

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見えない所も絶対手を抜きません!

アピールし過ぎ感もありますがご容赦下さい!

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さてこちらは上棟翌日!

来春の竣工?が楽しみです!

そんなに時間がかかるとお思いでしょう?

申し訳ありません。

丁寧に丁寧を極め、時間はめっぽう掛かります。

 

工期・工期という、巷で当たり前のバタバタ工事は出来ません!

品質ありき!

弊社、品質や空間設計など初期設計などなど含め、反響を頂き、

お陰様でこの「ひとりごと」の更新もままならない程、忙しくさせて頂いております。

「反省と感謝」、複雑な心境でございます。

 

全面的にバックアップ

新建ハウジングから・・・

住宅情報マガジン等の機関がこのほど、住宅購入の負荷に関するアンケート調査を実施した。

住宅購入の経験のある全国583人と賃貸契約の経験のある全国781人を対象に比較した。

 

住宅購入の手続きなどに係る負荷について聞いたところ・・・

「とても大変だった」 「大変だった」と回答した人は合計90.4%!

賃貸契約に係る負荷では・・・

「とても大変だった」「大変だった」の合計が58.9%で、住宅購入手続きの負荷の方が上まった。

 

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住宅購入を進めていく中で大変だった内容を質問したところ、

「書類提出の依頼が複数回にわたり、準備するのが面倒だった」37.4%)、

「平日にしか取得できない書類があり、仕事で有給を取得しなればならなかった」25.7%)、

「引っ越しのスケジュール調整が面倒だった」23.5%

が上位を占めた。


そのほか、負荷の内容を年代別に見ると、20代では「連絡方法」の負荷が大きいと答えた人が

33.3%と最も多く、30代の15.2%、40代以降の1桁台に対しても割合が高かった。

SNSを主要な連絡手段とする若い世代の方が、負担をより大きく感じていることが分かった。

 

・・・という事で

我が家を達成するまでは手続きが大変!

「我が家の試行錯誤が楽しいひと時」という方も多い反面、それを上回る打ち合わせや手続き!

 

大丈夫です!

弊社では全面的にバックアップ致します。

出来る範囲でですが?

詳細は「こちら」をご覧ください!

 

自社の造る建物にはプライド

 


今までの日本の住宅は他国に比べ省エネ基準が少し遅れているように感じます。

ほとんどの国は日本と比較して高いレベルの気密性、断熱性の建物が義務化されています。


たとえば、他国では日本のように熱を伝えやすい金属サッシなどを使用せず「樹脂サッシ』を使用!

樹脂サッシは、ドイツやフランス、欧米、中国、韓国等でも広く使われている高断熱サッシです。 

 

これらの国では、断熱性能の低いアルミサッシなどは使えず樹脂サッシでないと家を新築できない!

そんな地域も多くあるようです。

 

各国の樹脂窓普及率は、北欧・日本を除いた先進国の国々では60%を超える状況で、

日本の普及率はたったの7%、アルミと樹脂の複合でようやく30%くらいです。


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今後は国も地球温暖化防止等の必要性から樹脂サッシを標準仕様になるよう促して行くようです。

日本の住宅業界では、まだまだ国の基準値を最低限クリアーできれば高気密、高断熱

とうたっているところも多く見受けられるように思います。


「自社の造る建物にはプライド」を持って1件1件大切に造り上げたいものです。

君津市T様邸の基礎工事報告2

前回の2回目のコンクリートからの続きです。


⑥立ち上がり枠外し撤去

銀色の断熱材が現れます。

ばらした後天端のだんねつざい(余白)を切り取ります。

この季節は照り返しが目にききます!

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⑦土間断熱(蓄熱層)+ワイヤーメッシュ敷き

3回目のコンクリート準備の為、土間前面に断熱材を敷きこみます。

次にワイヤーメッシュを前面に敷きこみ設置完了。

快適な住環境のための蓄熱層&照り返しMAX!

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⑧3回目のコンクリート打設。

一般の基礎工事ではお目に掛かれません。

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⑨外部全面ブルーシート敷き(雨養生)

建物周りに敷くだけで建物を汚さず綺麗に保ちます。

一昔の現場とは違い、今はどこも綺麗になりました・・・

弊社では泥を入れないように、又最終クリーニング時は床下クリーニング迄行います。

見えないところが大事なんです。

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⑩土台敷き

きっちり土台が入りました。

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上棟目前!

天候だけが心配?

 

次回は上棟報告!

 

君津市T様邸の基礎工事報告

大変お待たせして申し訳ありません。

2週間空いてしまいました。

カイハタ建設大丈夫かな? って思いの方もいるかも!


大丈夫です。

お陰様で緑区の内覧会も盛況に終了し、来年迄、多くの依頼をお受けいたしました。

今現在、プラン作成が重なり「猫の手も借りたい程」と言う状態で・・・

大変嬉しく感謝・感謝です。


さて君津市のT様邸の工事報告。

前回の地鎮祭、改良杭施工からの続きとなります。


先ずは

①基礎着工

敷地から建物配置外周に木柵やり方を施し、根伐り掘削(穴掘り)を行います。

エアブレスの基礎は二重べた基礎となる為、根伐り底が深く通常の2倍ほどとなります。

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②配筋工事

ご覧のように配管準備のためのスリーブ入れで設備担当者に位置を指示しています。

エアブレスは床下配管など設備が複雑なので初期設計(設備版)が重要となります。

事あるごとに現場に足を向け進行致します。

 

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③ベースコンクリート打設

エアブレスで初回のコンクリート打設

基礎配筋=ベース配筋+立ち上がり配筋+補強配筋となりますが、今回のT様邸は長期優良住宅!

外装タイル張りで広い小屋裏付の4層構造という事で基礎もちょっと違います。

ベース配筋のピッチはご覧のように升目が小さく125mmピッチ。

検査担当者も見たことがないというレベル!

耐震に配慮し万全を尽くします。

 

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④立ち上がりコンクリート枠設置

通常と違うのが基礎断熱仕様。

基礎型枠の中に断熱材を設置。

とても手間がかかり、寸法チェックも複雑で大変ですが快適な住環境には変えられない!

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⑤立ち上がりコンクリート打設

2回目のコンクリート打設となります。

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次回3回目のコンクリート~上棟までのご報告。

お楽しみに!