月別アーカイブ: 2015年3月

メーカー実験

 

我が家の外装報告。

乾式タイル貼りのスッキリした外観?

実は外観が若干奇抜になってしまったので外装選択にはずいぶん悩み・・・

結果的に丸美を帯びたちょっと柔らかいイメージの雰囲気の材料を選択。

やきものが持つ美しさ、本物がもつ高級感が風格を醸し出しています。

ちなみに

LIXILいわく耐候性能を調べる実験(メーカー実験)では40年を過ぎても

塗り替えの必要がないという結果が出ているそうです。

ほんとかな?

結果的に外観の美しさだけでなく、塗り替えや張り替えが必要ないという、

メリットでメンテナンス費用も節約になります。

助かります!

ベルニューズは黒いベース版(15mm)を貼り次にタイルを引っ掛ける二次工程。

黒版の時点で窓周りなどの雨仕舞(コーキング処理)を完全に終了させます。

こうする事でメンテナンス上、通常一番悩みとなるコーキングの後々劣化なし!

一枚一枚タイルを分割して引っ掛けていくので地震時にも効果があるようです。

極端な話ですが・・・

揺れに伴い魚のうろこのように個々のタイルが動き地震に追従するわけです。

おすすめです。

簡単じゃ~ないんだな!

I様邸の基礎工事着工の続きです。

配筋、土間コンクリートの流し込みまで終わりました!

無事1回目のコンクリート終了。

 

エフブレスはここからが違う!

土間コンクリートは2回流し込みます!

2回流し込みます!

大事なことなので2回言いました! 蓄熱層を造るのです!

コンクリートとコンクリートの間にサンドイッチするのです!

サンドイッチです!?

 

更に蓄熱層のパワーアップをします!

1回目のコンクリートの上に断熱材を敷きこみ、その後ワイヤーメッシュ

を並べ結束しそこに架橋ポリ管を一定間隔で這わせ配管していきます。

 

熱容量の大きいコンクリートの特性を利用しエアホスト(循環、暖房、清浄)

だけでなく土間コンクリート丸ごと保温してしまう仕組みを造ります。

光熱費削減になることは明らかです・・・楽しみ!

ちなみに弊社は二重べた基礎の為、このようなことが可能になりました。

ここで注意です。

良くある普通の土間(構造体)に配管をすることはお勧めできません。

弊社では土間の鉄筋に架橋ポリを這わせ埋設することは致しません。

構造体内に異物を埋設し構造体としての強度が下がる事だけは避けたい。

二重べた基礎+架橋ポリ蓄熱層

このような工事はとっても手間がかかります。

架橋ポリ管を配管するだけでなくコンクリート打設にも気を使います。

ポリ管を踏まないように立ち上がりに足場板を掛け上からの作業!

職人は腰が痛いと嘆きます。

私は施主様のために頑張りましょうって・・・

訳のわからないことを言って励まし言い聞かせます!

快適な住まいには手間がかかるという事なんです。

簡単じゃ~ないんだな!これが

上棟が目の前!

楽しみです。

ちょっと無理

前回の続き・・・

仕様決め等は、

進行状況に合わせて現場を見ながら詳細を決めていく。

ゆっくりどうぞ! これでOK!

大きく分けて3回の打ち合わせを設けるようにしている。

いつもの事!ですが大体10回くらいにはなってしまう。

でもそれで良い。

そんなこんな・・・私自身の遣り甲斐だけが自分を支える!

結果的に喜んでもらえるのでこれで良いと思う!

多分うちみたいな小さな会社はみんなそうでしょう!

早く決めなければ現場進行に支障をきたす内容だけを随時打ち合わせし、

後で決めて良いものはゆっくり考えて頂く!

例えばシステムキッチンや洗面化粧台などの選択はというと・・・

設備配管(上棟後約2~3週間)の時点では水回りの

メーカー(一切問わず)と商品名、サイズ、配管寸法を決めればOK!

これで現場進行にほとんど支障なし。

配管を含めた現場に支障のない色やタイプの変更は全くOK!

もちろん変更に伴う追加など発生なし。

結果的に・・・そうなんです!

やっぱり工期は延びがちになる。

他の業者さんは・・・工期が気になると大工さんを複数投入するらしい。

先日、弊社の大工さんが中堅ビルダーさんに応援として行った際の話。

契約工期締切間近になると自分だけでなく次から次から応援大工が登場?

狭いところでバタバタ・・・職人がやりにくいのは当然。

現場での施工責任範囲はなくなり・・・

あちこち・・・? あらら?

ただただ気の毒なのは施主のみ!

本部は工期を守る事だけのために家造りの根本を投げ出してしまう!

判っているがその体質は変わりそうもない。

現場は正直です。

そういう意味で弊社は変わっているかもしれない。

要領が悪いかも。

よく言われる。

本当に他社と考え方が違う。

多分・・・私自身が人に任せられないからだと思う!

現場の全内容を把握し分っていないと不安になるのだ!

最後の最後は結果として施主様自身が満足してくれれば良い!

弊社の施主様は皆そうだ!

我が家の家造りに思い入れの多い人ほど喜んでくれる!

作品造りはそれが一番!

だから一刻も早く住みたい! 工期優先。

スグ入居という方は、

ごめんなさい。

ちょっと無理。

遣り甲斐満点!

先日の話。

K様(エアブレスの家)とのご契約後の歓談!

「なるべく早く竣工出来るように努力しますので・・・」

今後ともよろしくお願いいたします。

しかし・・・予定より少しだけ遅れそうだ。

今掛かっている物件で大工さんに多少遅れが出ている。

そうなんです! 工期は延びる事はあっても短縮はない。

最大限ご迷惑にならないように・・・

余裕を持って契約上の工期は長めにして皆様に納得頂いております。

工期って・・・工期って・・・

なぜかって・・・

外回りをふさぐ前に雨降りだと遅れ・・・

更に追加的な変更があれば遅れ・・・

必然的に時間が掛かります!

延びる最大の要因は、

弊社では普通の施工業者では受け入れない変更や希望を聞き入れる!

これはうちの家造りの考え方や進め方が根本的に違うため!

それは・・・

先ず着工前に「全ての仕様を決めなければいけない」という他社の基本が?

弊社では全然関係ない!

その必要はないとしている!

そりゃ、やる方(職人)は大変だ!

職人から愚痴もでるし、時には追加手間要求も出てくる。

そこの問題を取りまとめ、あえて施主目線で進行する・・・

これが私のやり方!

正直大変疲れる!

それでも遣り甲斐は満点!

弊社の現場進行(仕様決め等)は次回報告致します。

プロの域です!

 

 

I様邸の基礎工事着工です。

駅に近いだけでなく敷地が広くメイン道路に面しているので、

通りがかりの方達が皆さん「おっ、ここも新築が始まったか!」って!

これからちょっと違うお家が参上してビックリすることでしょう!

さて今回は1回目のコンクリート打設までの流れをご覧下さい。

毎度同じことを!と思うかもしれませんが・・・

重要なので!

エアブレスに関しての質問は毎回のように多いのですが・・・

基礎工事に触れる質問はほとんどありません。

本当はとっても重要で奥深いのですが? ちょっと淋しい。

コンクリートの性質、配筋内容、アンカー位置、ピッチ、土台との精度等々

基礎工事はどこの業者でも同じと思ってるでしょうか!?

はたまた、どうせ奥深いでしょう! お任せ~!でしょうか!?

ちなみに今回のI様邸奥さんは全然違って、毎回悩み・疑問・質問の方。

遡る事10年前の冬に開催した完成見学会がきっかけでした。

近くで行う見学会に確か5、6回ほど来てくださいました。

ですから早いもので10年のお付き合い?になります。

弊社では、I様のような家造りに勉強熱心な方が結構多いんです。

I様も途中まではそうでした・・・がちょっと違ったのは、

うちの見学会をご覧いただいた後、何年も勉強しメーカーさんを洗い周り

最後は弊社に戻ってきて頂いた方!

結構珍しいです。このパターン。

しかもこちらにとっても嬉しいんです。

なぜなら、

他社さんを覗き込んだ瞬間、営業術に飲み込まれてしまう方々が多く!

理路整然と疑問を投げかけ、比較選択検証出来る方がどれほどいるか?

プロの方ならともかく・・・

でも10年経って、I様はもうプロの域です!