日別アーカイブ: 2009年11月19日

見えなくなる所ですが・・・

見えなくなる所ですが・・・

今回のひとりごとは
*完成見学会間近と言うことで塞がれてしまってちょっと解りつらい・・・
*一番重要なところなのにシステムが解りにくいというご要望が多い・・・
基礎工事の行程(エアテック仕様)に触れてみました。

カイハタ建設の基礎は強靱な基礎工法になっています。

1、まずは丁寧に手作業でグリ石を隙間なく敷いていきランマーで固めます。
  通常の砕石を敷き詰めるよりはるかに基礎をしっかり支え地耐力を確保します。

2、その後、防湿シートを張り鉄筋を組みます。
  配筋ピッチ、鉄筋径などは基より重ね継手や隅部補強等チェック。
  通りの確認と各通りのモジュールピッチは特に注意が必要。
  鉄筋が組み終わりましたら、配筋検査を受けます。

3、配筋検査終了後、一度目のコンクリート(ベースコンクリート)を流し、
  荒均し後水引を待ち2度目の金鏝押さえ仕上げを施します。『1回目』

4、基礎立ち上がり部にベースフォームをセットします。
  対角寸法精度で建物の精度が左右されますのでここが要注意!
  土台や柱の設置時に最善の強度が得られるようにアンカーボルトやホールダウン金物の
  位置付けを再チェックします。その後、隙間なくコンクリートを流し込みます。『2回目』
  ベースフォームにより断熱効果覿面! 更にコンクリートの強度も木枠に比べ30%アップ。

5、中土間に厚さ50mm の断熱材を敷き込みワイヤーメッシュを並べていきます。
  ここに、更にコンクリートを流します。(蓄熱コンクリート)『3回目』
  断熱材をサンドイッチにする様にコンクリートを打設。

6、その様な行程を経て、強靱で保温力バッチリな2重ベタ基礎工法が完成します。

いつも工事過程において、基礎を作っている時、近隣の方々などから、毎回基礎が凄い!!と
お褒めのお言葉を頂くのですが、見学会などを開催する時は床まで塞がっている事が多くお見せ
することが出来ないので少し残念。

詳しくはホームページ上の(工事の流れ)を参照してみて下さい。