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耐震重視の方は尚更

 

なんとか天気が持ちました。

いよいよI様邸の上棟です!

上の写真から先ずは基礎工事終了翌々日に土台敷きこみ。

もちろんブルーシート養生も怠りません。

これだけで現場はいつも「キレイキレイ」

先行足場に材料の準備が整い上棟開始~。

柱を1本1本ホゾパイプに差し込み自立させドリフトピンを打ち込みます。

今までのほぞ仕様と比べ地震時の揺れには格段の差が出てきます。

お勧めです!

 

次に梁を架けていきます。

弊社では集成ではなく無垢の米松を採用しています。

ご覧のように梁の接続(上や横)から金物が出ています。

接続部をオスメス共に金物にし欠損をなくし今までの木造の弱点を補います。

これは鉄骨構造の長所でもある接続部を改良して木造に取り入れたもの。

もちろん梁の受け口にもドリフトピンを1本から3本打ち込みます。

時代の流れは凄いものです。

今までの在来工法とは・・・

比較になりません!

ただ金物工法の値がはる為か否か業界での普及率は50%以下!

淋しい限り!

金物工法を知らずに家造りを初めてしまう方が多い?

コスト削減のため業者側が初めから採用していないが為、

施主側に一切話がない。

耐震重視の方は尚更。

可哀そう。

さて夕方になりほぼ終了って時に雨がチラホラ!

やっぱりきました雨・雨・雨!!!

最後のお清めはI様邸ご家族に平謝り!

雨降ってなんとか!

「空気を考えなきゃ!」

昨日の風は凄かったですね~。

サクラ舞い散るどころじゃなくて舞い飛ぶって感じ・・・

最近はなんだか花って綺麗だな~なんて思うようになってきたので少し残念!

若いころはあまり感じなかったのでちょっと恥ずかしく不思議です。

若干余裕ができたせいか或いは年老いただけか?

これは先日の水曜日サクラが舞い飛ぶ前に弊社ビル脇で撮ったもの。

夜桜がとっても綺麗だったので思わずカシャッ・・・

こんな身近に、こんな綺麗だとは知らなかった!?

 

さて本題へ・・・

良いお庭(空中庭園)ですね。

先日緑区のHS様邸へ行ってきました。

お引渡しからちょうど1年が経ち1回目の薪ストーブの掃除です。

このHS様邸は煙突の上下からメンテナンスが出来る造りになっています。

下部には点検口がついていてご覧のようにアタッチメントを外し掃除がOK!

上部は屋上から3段ほどの脚立で簡単作業・・・OK!

 

実は基本設計の時点での考え方で施主様の快適度はいくらでも変わります。

デザインだけではダメダメ!

格好いいだけでもダメダメ!

「健康住宅」なんかは特に・・・

健康住宅と言って構造材や仕上げ材に無垢材や自然素材を使う。

今の流行? でもそれだけじゃ?

肝心な空気を忘れちゃダメダメ!

これだけアレルギー時代になってしまったのだから。

「空気を考えなきゃ!」

空気でつながってるんだから・・・

みんな。

メーカー実験

 

我が家の外装報告。

乾式タイル貼りのスッキリした外観?

実は外観が若干奇抜になってしまったので外装選択にはずいぶん悩み・・・

結果的に丸美を帯びたちょっと柔らかいイメージの雰囲気の材料を選択。

やきものが持つ美しさ、本物がもつ高級感が風格を醸し出しています。

ちなみに

LIXILいわく耐候性能を調べる実験(メーカー実験)では40年を過ぎても

塗り替えの必要がないという結果が出ているそうです。

ほんとかな?

結果的に外観の美しさだけでなく、塗り替えや張り替えが必要ないという、

メリットでメンテナンス費用も節約になります。

助かります!

ベルニューズは黒いベース版(15mm)を貼り次にタイルを引っ掛ける二次工程。

黒版の時点で窓周りなどの雨仕舞(コーキング処理)を完全に終了させます。

こうする事でメンテナンス上、通常一番悩みとなるコーキングの後々劣化なし!

一枚一枚タイルを分割して引っ掛けていくので地震時にも効果があるようです。

極端な話ですが・・・

揺れに伴い魚のうろこのように個々のタイルが動き地震に追従するわけです。

おすすめです。

簡単じゃ~ないんだな!

I様邸の基礎工事着工の続きです。

配筋、土間コンクリートの流し込みまで終わりました!

無事1回目のコンクリート終了。

 

エフブレスはここからが違う!

土間コンクリートは2回流し込みます!

2回流し込みます!

大事なことなので2回言いました! 蓄熱層を造るのです!

コンクリートとコンクリートの間にサンドイッチするのです!

サンドイッチです!?

 

更に蓄熱層のパワーアップをします!

1回目のコンクリートの上に断熱材を敷きこみ、その後ワイヤーメッシュ

を並べ結束しそこに架橋ポリ管を一定間隔で這わせ配管していきます。

 

熱容量の大きいコンクリートの特性を利用しエアホスト(循環、暖房、清浄)

だけでなく土間コンクリート丸ごと保温してしまう仕組みを造ります。

光熱費削減になることは明らかです・・・楽しみ!

ちなみに弊社は二重べた基礎の為、このようなことが可能になりました。

ここで注意です。

良くある普通の土間(構造体)に配管をすることはお勧めできません。

弊社では土間の鉄筋に架橋ポリを這わせ埋設することは致しません。

構造体内に異物を埋設し構造体としての強度が下がる事だけは避けたい。

二重べた基礎+架橋ポリ蓄熱層

このような工事はとっても手間がかかります。

架橋ポリ管を配管するだけでなくコンクリート打設にも気を使います。

ポリ管を踏まないように立ち上がりに足場板を掛け上からの作業!

職人は腰が痛いと嘆きます。

私は施主様のために頑張りましょうって・・・

訳のわからないことを言って励まし言い聞かせます!

快適な住まいには手間がかかるという事なんです。

簡単じゃ~ないんだな!これが

上棟が目の前!

楽しみです。

ちょっと無理

前回の続き・・・

仕様決め等は、

進行状況に合わせて現場を見ながら詳細を決めていく。

ゆっくりどうぞ! これでOK!

大きく分けて3回の打ち合わせを設けるようにしている。

いつもの事!ですが大体10回くらいにはなってしまう。

でもそれで良い。

そんなこんな・・・私自身の遣り甲斐だけが自分を支える!

結果的に喜んでもらえるのでこれで良いと思う!

多分うちみたいな小さな会社はみんなそうでしょう!

早く決めなければ現場進行に支障をきたす内容だけを随時打ち合わせし、

後で決めて良いものはゆっくり考えて頂く!

例えばシステムキッチンや洗面化粧台などの選択はというと・・・

設備配管(上棟後約2~3週間)の時点では水回りの

メーカー(一切問わず)と商品名、サイズ、配管寸法を決めればOK!

これで現場進行にほとんど支障なし。

配管を含めた現場に支障のない色やタイプの変更は全くOK!

もちろん変更に伴う追加など発生なし。

結果的に・・・そうなんです!

やっぱり工期は延びがちになる。

他の業者さんは・・・工期が気になると大工さんを複数投入するらしい。

先日、弊社の大工さんが中堅ビルダーさんに応援として行った際の話。

契約工期締切間近になると自分だけでなく次から次から応援大工が登場?

狭いところでバタバタ・・・職人がやりにくいのは当然。

現場での施工責任範囲はなくなり・・・

あちこち・・・? あらら?

ただただ気の毒なのは施主のみ!

本部は工期を守る事だけのために家造りの根本を投げ出してしまう!

判っているがその体質は変わりそうもない。

現場は正直です。

そういう意味で弊社は変わっているかもしれない。

要領が悪いかも。

よく言われる。

本当に他社と考え方が違う。

多分・・・私自身が人に任せられないからだと思う!

現場の全内容を把握し分っていないと不安になるのだ!

最後の最後は結果として施主様自身が満足してくれれば良い!

弊社の施主様は皆そうだ!

我が家の家造りに思い入れの多い人ほど喜んでくれる!

作品造りはそれが一番!

だから一刻も早く住みたい! 工期優先。

スグ入居という方は、

ごめんなさい。

ちょっと無理。

遣り甲斐満点!

先日の話。

K様(エアブレスの家)とのご契約後の歓談!

「なるべく早く竣工出来るように努力しますので・・・」

今後ともよろしくお願いいたします。

しかし・・・予定より少しだけ遅れそうだ。

今掛かっている物件で大工さんに多少遅れが出ている。

そうなんです! 工期は延びる事はあっても短縮はない。

最大限ご迷惑にならないように・・・

余裕を持って契約上の工期は長めにして皆様に納得頂いております。

工期って・・・工期って・・・

なぜかって・・・

外回りをふさぐ前に雨降りだと遅れ・・・

更に追加的な変更があれば遅れ・・・

必然的に時間が掛かります!

延びる最大の要因は、

弊社では普通の施工業者では受け入れない変更や希望を聞き入れる!

これはうちの家造りの考え方や進め方が根本的に違うため!

それは・・・

先ず着工前に「全ての仕様を決めなければいけない」という他社の基本が?

弊社では全然関係ない!

その必要はないとしている!

そりゃ、やる方(職人)は大変だ!

職人から愚痴もでるし、時には追加手間要求も出てくる。

そこの問題を取りまとめ、あえて施主目線で進行する・・・

これが私のやり方!

正直大変疲れる!

それでも遣り甲斐は満点!

弊社の現場進行(仕様決め等)は次回報告致します。

プロの域です!

 

 

I様邸の基礎工事着工です。

駅に近いだけでなく敷地が広くメイン道路に面しているので、

通りがかりの方達が皆さん「おっ、ここも新築が始まったか!」って!

これからちょっと違うお家が参上してビックリすることでしょう!

さて今回は1回目のコンクリート打設までの流れをご覧下さい。

毎度同じことを!と思うかもしれませんが・・・

重要なので!

エアブレスに関しての質問は毎回のように多いのですが・・・

基礎工事に触れる質問はほとんどありません。

本当はとっても重要で奥深いのですが? ちょっと淋しい。

コンクリートの性質、配筋内容、アンカー位置、ピッチ、土台との精度等々

基礎工事はどこの業者でも同じと思ってるでしょうか!?

はたまた、どうせ奥深いでしょう! お任せ~!でしょうか!?

ちなみに今回のI様邸奥さんは全然違って、毎回悩み・疑問・質問の方。

遡る事10年前の冬に開催した完成見学会がきっかけでした。

近くで行う見学会に確か5、6回ほど来てくださいました。

ですから早いもので10年のお付き合い?になります。

弊社では、I様のような家造りに勉強熱心な方が結構多いんです。

I様も途中まではそうでした・・・がちょっと違ったのは、

うちの見学会をご覧いただいた後、何年も勉強しメーカーさんを洗い周り

最後は弊社に戻ってきて頂いた方!

結構珍しいです。このパターン。

しかもこちらにとっても嬉しいんです。

なぜなら、

他社さんを覗き込んだ瞬間、営業術に飲み込まれてしまう方々が多く!

理路整然と疑問を投げかけ、比較選択検証出来る方がどれほどいるか?

プロの方ならともかく・・・

でも10年経って、I様はもうプロの域です!

床からふんわり! 壁からふんわり!

最近は猛烈な寒さから遠のいて少しだけ過ごしやすくなりました。

ただ天候が落ち着かず三日に一度雨が降るサイクルになっているようで!

天気予報が外れ、困ります。

さて今日は我が家の見学会で質問の多かった箇所に触れてみたいと思います!

エアブレスの模式図(空気の流れ)ご覧ください。

「先ずはエアブレスの基本」

これは2階の床下地(剛床28mm)ですがよく見るとご覧のように、

丸い穴が規則的に空いてます。

これはエアブレス特有の空気循環を円滑にするための空気穴です。

エアブレスの建物は建物内の空気を循環、暖房(冬場)、清浄する仕組み!

この空気は壁の中を縦横無尽に動くため材木が常に新鮮な空気に触れています。

1階の床下~2階の床下~小屋裏まで到達した空気は又、床下に戻り清浄されます。

今のような冬場はこの動く空気が更に暖かい空気に変換され家じゅうを包みます。

これは六面輻射暖房というものでエアコンやファンヒーター等の直接暖房と違い、

床からふんわり! 壁からふんわり! おまけに天井からも・・・

自然で優しいとっても不思議な暖かさになります。

詳しくはJ様邸(新築オーナー様の声)等をご覧ください!

よく全館空調機と同じなのでは?って言われますが仕組みが全く違います。

エアブレスは24時間換気と直接空気が混じらないので安心ですヨ。

臭いが彼方此方に回る事なんてこともありません。

話が長くなりましたが・・・

つまりこの丸穴部には2階の間仕切り壁ができるという事!

そして空気が常に動く。

「補助暖房」

補助暖房と言ってもエアコンを付けるでは無く写真のように架橋ポリ管を、

1階の天井上に流し、外周部を回るように配置し温水を流し効率アップ!

エアブレスのメイン機能によって動く循環空気がこの架橋ポリ管に触れ、

暖気が更に強まるわけです。

ランニングコストも更に下がり安心。

番外編

野縁(天井下地)の組み方ひとつでも違います。

目を細めてみないと判らないかも?

天井下地には興味がない方が多いかも知れませんが!

接続部で下地が2重になっているのわかる?かな!

これはプロの方に良く褒められます!

他ではまず見られないと思うので・・・弊社の自慢の一つでもあります。

工期・工期という良くある現場仕事とは全くかけ離れた、

地味なお話でした。

穴あき剛床(耐久性等)の件は次回の我が家で報告します。

ここまでやるか?

見学会が無事に終了しました。

天候が良く行楽日和にも関わらずたくさんの方にご覧いただきました!

弊社で新築された2件オーナー様も見に来てくれました。

結構、これって嬉しいんですよ!

皆さん「ここまでやるか?」ってビックリされていました!

 

今回の見どころの大枠解説!

■エアブレス+αの次世代快適住環境

■2階建てなのに不思議な8層構造

■構造材、造作材両材とも無垢材の積極的仕様

本当の意味での注文住宅追及します!

完成見学会が楽しみです!

2階建てなのに8層構造

2015/02/18 

2階建てなのに8層構造

今日は雨降りだし寒かったですね~。

先日、千葉市役所の帰り際に見かけました。

行列の出来るメロンパン屋さんです!

余りにも並んでいて動きがなかったので諦めかけましたが・・・

どうしてもたまらなく良いに香りの誘いに負けちゃいました。

結局ならんでメロンパンを美味しく2個いただきました。

さて次の写真は日曜日の法事でのお墓参りの様子。

早いもので親父の33回忌です。

ご住職に言われました。

なかなか子が親の33回忌を行うのは稀ですよ!って。

言われてみれば、そりゃそうだ! 

普通は・・・というか、

仮に親が70才で亡くなったとして? その時に子が40歳だとして

子が取り仕切る33回忌は32年目の72才。

子も72才という高齢になっていて?

平均余命が長くなり続けている背景を見据えると・・・

やはり33回忌は孫が取り仕切る事が多いのかも!

うちの場合15才の時に逝ってしまったので33回忌が出来ましたが!

さて

そんな親父は我が家の新築で、あちらでさぞ喜んでいる事でしょう!

遅いぞ何年待たせるか!

そう言ってることでしょう!

毎日、仕事・仕事って

仕事命で早く逝ってしまった父を思うとその分、生き抜かなければ・・・

そう思います。

そんな我が家もようやく雨仕舞が終わり

いよいよ見学会です。

お気軽に遊びに来てください。

★☆★☆★2階建てなのに8層構造/面白空間設計★☆★☆★