2009年」カテゴリーアーカイブ

快適な仕組み

快適な仕組み

先週の週間天気予報は見事にはずれ、今週はず~っとすぐれない天気!H様邸が進まない!
一日に何度もYAHOOの天気図とにらめっこ・・・
ここにきてラストの外構工事に手が付けられない。

若干余裕があったから何とか良いものの・・・来週は外周りの工事が目一杯になりそうです。

写真は緑区のA様邸の屋根断熱(垂木間に屋根断熱施工)状況。

こちらは雨の影響を受ける前に順調に外部が塞がり始め、来週からサッシ取り付けや防水
工事、内部では配線工事や、エアテックのダクト配管工事などが少しずつ進んでいきます。

今回は塞がる直前の「壁と屋根の取り合い」について着目!

エアテックの屋根構造は断熱材自体の断熱性能はもちろん、更に・・・

●外側通気を効率よく棟換気にて排気・・・赤矢印
●断熱材と木材の気密断熱充填処理というひと工夫があります。

ちょっと小さくて見えにくいですが垂木(木の桟)と断熱材の段差を通気層(外側通気→棟換気
まで)として35mmあけています。更にその隙間に発泡ウレタンを充填処理していきます。

一般的な外断熱仕様の場合は、垂木間で断熱をせず垂木上部に断熱を施し、その断熱材の上に
通気層を設けるための通気垂木を付けていきます。

その結果やっぱり少し重くて、かさばった屋根になります。

それに比べ写真の場合、当然シンプルで効率が良いですし、大地震や突風の時は効果覿面です。

この様な建物にとっての「快適な仕組み」ってほとんどがふさがれて見えなくなってしまいます。

実に寂しく悲しいことです。

検査員のチェック

検査員のチェック

上の写真は稲毛区のH様邸(南西方向より撮影)です。

先日に完了検査が済み、後は外回りの工事を残すだけになり、いよいよ大詰めです。

よく「完了検査」って何?ってたまに聞かれます・・・これは行政検査と言われるもので
今では民間の確認検査機関でもやられています。

具体的に何をやるかというと確認申請時に提出した図面や書類に不一致が無いかどうかの
チェックを行います。ここ2,3年はシックハウスと火災報知器に重点をおいている様です。
検査員のチェック項目一覧・・・
チェック1 敷地境界からの建物の位置や高さがそれぞれ合っているか否か?
チェック2 間取りや窓の位置、ドアの位置などが平面図と合っているか否か?
チェック3 シックハウス法に基づく換気システム(給、排気口)は確保されているか否か?
チェック4 火災報知器は決められた場所(居室、台所、階段等)に取り付けられているか否か?
チェック5 シックハウス法に基づく4つ星の建材や内装材を使っているか否か?

木造の2階建てに限っては、ほとんどの場合が以上の内容(所要時間15分位)で終了・・・
えっ? 何でそれだけって・・・思う方がほとんどでしょう。

実際の完了検査(木造2階建て)では構造的なものや詳細事項などに触れてこないのが一般的で、
その内容に、そりゃ無いよ?どこが検査なのって思いの方がほとんどだと思います。現実!

うちとしては端から端まで見て頂きたく、換気システムはダクト方式でどうだこうだって
いろいろ蓋を開けたり、点検口を開けたり説明するんですが、検査員は給、排気口があれば
それだけで良いみたいで、換気が十分働いているかどうかは関係ないみたいに見受けられます。

6,7年前のシックハウス法施行に伴う講習会の時でしたが、換気システムは付けることに
意味があり、使うことは施主の自由だ!という噂話を聞いたことがあります。

そう言われればそうだけど、なんかちょっと寂しくないですか?・・・

さて、H様邸完成見学会も今月、21(土)、22(日)、23(月)の3日間で確定、一安心。

週間天気予報では、長雨の心配も無さそうだし後は当日の天気と気温を願うばかり!

弊社見学会ではご来場のお客様に驚異の全館暖房(六面輻射暖房)システムを体感し、
床暖房やファンヒターなどの直接暖房と比較して、違いを体で実感して頂きたい為に
普通の見学会と逆で・・・気温が低く寒寒しい日をいつも期待してる訳です?

1週間ほど前にとても寒い日が1日だけありましたが、あの寒さはまだ当分先だろ~ナ。

無事・・・

無事・・・

日曜日の大安吉日に無事・・・緑区A様邸の上棟完了です。 

当初、全国的に雨模様だって予報があったのでとても心配だったのですが、素晴らしい秋晴れ!

ただ、昼前頃からでしょうか? 風がかなり強く吹き始め、1階から2階、2階から小屋組になるに
つれてハッキリ怖いぞって皆思ったでしょう。 時折台風並みの突風が・・・

それでも暗くなる前には荷揚げ作業や屋直しまで完了し、その後お客様以下、棟梁とお清め迄終了。

ご主人様が、前回の「ひとりごと」を見て頂いたらしく、これは是非記念にと・・・
無事に丈夫な我が家が完成しますようにと今回は施主様自ら工事に参加(右写真)し、ほぞパイプ
にピン(引き抜き強度1トン/本)の打ち込みをして頂きました。

おそらくご主人様自身、えっこんなに堅いの~。 これなら大丈夫だ!って思ったでしょう。

作業も終わり、あっそうだ近くの弊社オーナーさん宅へ行きましょう・・・と言うことで
半年前にお引き渡しになった緑区越智町のA様とK様邸の外装デザインを参考に見に行きました。

早いもので半年程前、3月17日のA様邸完成日とお子さんの出生日が同じ日! 完成日に生まれた
元気そうなお子さんを奥様が抱っこしていました。 運命ですネ!(新築オーナー様の声参照)

全然関係ないですけど実はうちの待望の第三子(男子)も無事・・・昨日退院してきました。
泣く・・・寝ない・・・の何のって、私に似てどうやら夜行性らしいです。ということで更新が
遅れてしまいました?そんなことで今日の朝はゆっくりさせていただきました。休みの日で良かった。

ちなみに、3月17日はうちの妻の誕生日でした。あれれって、今気づきました・・・怒られます!

庭では日曜日という事でたまたま、A様ご主人がおり、芝刈り機で軽やかに芝を刈っていました。
敷地周りはきれいに砂利敷きで庭は広いしウッドデッキがあるし本当に理想のお家という感じです。

周りを見回すと空き地売り出し中(A様邸着工時)だった土地が満員御礼! 住宅街が完了間近!
偶然、上棟作業中のお宅があり離れたところから控えめに見させて頂きました。

A様自身がほんの15分程前に上棟終了したばかりなので、当然、他が気になるものです・・・
見える範囲で説明させて頂きました。 みるみるうちにチェック項目が増えていくものです。

チェック1 3.5寸仕様だけど見た目には柱も多く加重分散でき、梁せいも一般的かな?
チェック2 隅柱が4寸、土台が3.5寸で当然、柱が出っぱって柱プレートも折り曲げ仕様?
チェック3 外部面材は使われていないようです。防水紙を外から押すと分かるものです。
チェック4 垂木を留めつけていました。垂木の縦横寸法もこんなに各社違うんだな~?
チェック5 垂木を釘留め? 釘でも良いのかビスなのか? 基準法の統一性が必要では・・・?

近くに施主様らしい姿あり。上記の件を意味合いなど含め、控えめに説明させていただきました。

施主様はこの内容をたぶん知らないでしょう! 知らず仕舞いという施主様がかなり多いことを。

悲しいかな! どうしても勉強しないと、やっぱり後悔してしまう時代になってしまいました。

ブルーシートに着目

ブルーシートに着目

写真は昨日の緑区A様邸の土台敷きの様子です。 暑かった~!

左の写真は遠目からの撮影で今回、ブルーシートに着目したものです。

たまたまご近所からお褒めの言葉をいただいたので掲載しちゃいました。

やっぱり年の功ですね。お爺ちゃんやお婆ちゃんはスゴイ!「孫も大きくなって暇だから・・・」
なんていって、「散歩がてらいつもみさせてもらってます・・・」なんて本当によく見てます。

いつもの事ですが、このブルーシート敷きって本当にめんどくさいけど工事中は最高に環境が
良いです。建物の中に泥をあげないし、泥だらけになっても雨が定期的に洗い流してくれるし・・・

特に梅雨時は一般的な現場(建物の中も)は泥だらけ当たり前・・・なのにこちらは全然OK!
更に季節柄、雑草だらけの現場もうちだけは青々?としているわけです。

ちなみにこのブルーシートは古く傷つき汚れたものを再利用しています。
新しいものは新築着工時に必ず10枚用意し、建物の雨仕舞いや材料保護に使います。

右写真は土台敷き完了直前のもので、白い基礎断熱と土台(4寸)がはっきり解ります。
土間下の断熱材が見えなくなってしまってるのが残念ですが・・・近いうちにエアテックの基礎説明更新します。

見えますか~・・・縦に銀色のほぞパイプっていうものが土台から10cmくらいでてるやつ! 
ここに柱が立ち、横から打ち込みピンで固めます。ナンと引き抜き力1トン確保・・・

真ん中にピンが入るのでゴクゴク普通に見かける片側施工の方式の建物と違いずれたり傾いたりしません。しっかり直立していて、パンチしようものなら瞬発力のよすぎるサンドバックの様に跳ね返ってきます。

この仕様で全箇所の柱が成り立っているわけだから、一般的な外周面の片側施工とは雲泥に差があります。

建築基準法って・・・やっぱりおかしい! 最低限の法律っていう位置付けを知っている方はごくわずか?

知らずに後のまつりという施主様がかなり多いことを。・・・民主党に期待を込めて・・・

悲しいかな! どうしても勉強しないと、やっぱり後悔してしまう時代になってしまいました。

WINDOWS7

WINDOWS7

今からウォーキング

健康の為に続けてきたウォーキングも今では2人で廻っています。・・・次回報告

ひとりごとを更新しようと思っていたんですがパソコンの不具合で30分もすぎてしまいました。

本当に困ったもので、IE8の動きが悪く、IE7に戻しました。

今日は実は別の内容(情報誌)でしたが急きょ変更で、新パソコンの構築関係の話です。

そもそも新しいパソコンが何故必要かというと、特に作業効率の向上!これが一番です。
特にCAD系やグラフィック系などのソフトをサクサク操作させるためには絶対条件で・・・

22日にWINDOWS7が販売になりましたが、現状では安定性を考慮してXPにしました。

特にWINDOWS7の場合、対応していないソフトが多いらしく新しくしても使えなかったら
意味が無いのでちょっと様子見でXPのままで良いかなと・・・

ちなみにWINDOWS7の64ビット版は個人では良いけど法人としてはお勧めできないという
話を方々から聞いています。メーカーによっては不具合が・・・やっぱりXPを超えられないのかな?

さあ、がんばってウォーキング行ってきます。

いつものことですが各ハウスメーカーの外観を参考に、構造梁組や内装なんかを想像しながら
歩いていると、不思議に時間が過ぎ1時間があっという間に終了。

もうそろそろ明日になるっていうのに頑張っているハウスメーカーをみると更に拍車が
かかり・・・本当に、体にも心にも刺激になるウォーキングはやっぱり良いですね。

無言に腕組み

無言に腕組み

写真は緑区のA様邸の基礎工事(基礎中盤)です。

いつもの事ですが、特有の白い立ち上がり枠にご近所の人が珍しそうに眺めています。

この白枠に関して質問される事が結構多いです・・・。

特に最近新築したばかりなんだけどという方が多く、よくお話をお聞きすると新居を
構える上で良く吟味したのにこんな白枠は候補にさえあがってこなかったという事です。

近年、基礎断熱の普及率が高いのに、知名度の低さから知らず終いという始末。

基礎の内側立ち上がり部分と内土間外周から1m程度に断熱材を貼りつける
一般的な基礎断熱仕様と違うため、やっぱり自分の家と比べてしまうようです。

私も悪いんですが、得意になって説明すればするほど無言に腕組み。

いつもこんな時、ご近所の方を横目に思います。「やっぱり縁て大事だな~」って・・・

ちなみに良く質問されるのが強度的に問題ないのかという事です。

ベースフォーム自体は厚みが50mmあるポリスチレンフォーム製で、コンクリートにも
相性良く通常の木枠と比べると4週強度で30%増しになります。

「空いたときで良いから」

「空いたときで良いから」

市原市のF様邸の外装リフォーム(屋根上)の写真です。

仕事が空いたときで、いつでも良いのでという声に甘え、時が過ぎていました。

通常時、新築がメインで動いていますが有り難い事に、内外装リフォームや
外構工事などの依頼が結構多くあります。そのたびに「空いたときで良いから」って
皆さん言ってくれて、本当にお待たせして申し訳なく、でも有り難い事です。

もしかしてこのページをご覧頂いていたら・・・この場を借りてお詫び申し上げます。

外構工事のU様邸、外装工事のN様邸、内外装工事のO様邸あと少々お待ち下さい。

さて、この施工方法は、1まい1枚、コロニアルにガルバリウム鋼板を巻くという
作業で、後々の塗装作業が軽減し結果的にコスト安で美観を伴うメリットがあります。

ガルバリウム鋼板ひとつとっても厚みにより加工が変わってきます。ちなみに
一般的には0.27が多いそうですが、このガルバは0.35という厚みの材料です。
加工するのはちょっと大変ですけど、後々を考えると0.35でしょう!

軒先の旧コロニアルと、新しいガルバ鋼板の違いがハッキリ分かる所で、カシャ!

西日が差して分かり難いですがコロニアルとガルバの色違いがくっきり出てます。

ちなみにガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称で・・・
高い防食性を生かして、建物の外壁や屋根の材料、ベランダまわりなどの
各種建築材料として近年使用が増加しているものです。

連休って大嫌い!


      A様邸ベースコン打設状況              H様邸南西外観

連休って大嫌い!

今日は朝八時から緑区のA様邸で配筋検査です。

実は先週から検査の申し込みが出来なくて、とっても困りました・・・

連休自体に気づいたのが土曜日の午後。

基礎配筋検査をするのに住宅センターの担当検査員と連絡自体がとれません!

連休中って皆休みなんだ~! 当然です。

ようやく昨日、連絡がつき、無理無理に検査予約を入れて頂きました。

検査員の方も入る隙間が無かったせいか自らの出勤前に入れてくれた様子です。

本当に有り難い事。感謝・感謝!  しかし、連休って大嫌い!

午後から程なく無事に1回目の土間コンクリート(もちろん2度押さえ)終了。

さて右写真は、先週足場がはずれ、今週から外部工事に入った稲毛区のH様邸です。

外装はシンプルな外観に控えめなアクセントを放ったスッキリとした雰囲気。

何回も沢山のサンプルと、にらめっこして色合いやバランスを吟味しました。

それだけに決まった外装には、特に思い入れが大きいのはご主人様でしょう・・・

今回、下2層のみ淡いレンガ調を、あとは彫りがシンプルな石積み調に
更に、コーナーはレンガ調という初めての試みで、ドキドキでしたが・・・

御客様にも職人にも、とっても評判が良く、お洒落なリゾート風に満足・満足!

完成見学会が楽しみです。 11月半ば予定。

絶対省けません

絶対省けません

運動会も明るくにぎやかに終わり、やっと台風も過ぎ去りました。

毎回台風が来る、今度は大型で勢力が・・と言いながら今まで

大半の台風が関東を避けて行き、違った意味で期待はずれ・・・では
ありませんでした。しっかり日本列島を横断していき、大きな被害まで。

たまたま、今回、稲毛区H様邸の足場を台風上陸半日前ギリギリで解体OK!

ちなみに外装はシンプルな外観に控えめなアクセントを放った感じです。次回公開!

さて、ようやく天気が戻り緑区のA様邸の基礎も再開。

写真は栗石地業・・・というのは、こぶし大の大きさの石を手作業で敷き詰めて、
その上から細かい石を敷いてランマーで平らに突き固めます。

毎回の事ですが、1個1個手作業になりますので手間暇かかり、今現在では
基礎業者が言うには、大手工事現場でさえあまり見られなくなったそうです。

ですがコンクリート打設前に地耐力を確保する上でとても重要作業のひとつ・・・

何度も言いますが・・・絶対省けません。

スキップでゴール

スキップでゴール

昨日は一昨日の天気とは打って変わって良い秋晴れ。運動会!
 
小さな園庭の小さな競技スペースを中心に周りには手持ちシートの観客席。

どこのお宅もビデオと三脚とコンパクトイスの三点セットでピクニック気分!

子供達にとっても親たちにとっても楽しみな行事だけど時代か・・・
年少組(4才児)?は、わずか一クラス。

観客席は去年と比べると明らかにガラガラ。  昼前さあそろそろ出番です!

「さがしものはなに?」という、ちょっとドキドキな保護者競技に参加です。

15mほど走って行って各自、札を引いて、そこに書いてある支持に従うという、
至って単純なんだけど、何をかいてあるか分からないので心の準備が出来ません。

「え~まいったな~」っていう顔して縄跳び10回するお父さんもいれば、
その場でお手玉をしてから走り出すお母さん、はたまた後ろ回し縄跳び10回。

ボールを手でつきながらと、思いきやボールが脱線して観客席まで飛んでいく
お母さん。でもこれが一番良いなって思いながらみんな、だだただ笑うしかない。

セーラームーン?のお面をかぶって走り出すお母さん・・・アッこれ絶対やだ!

見事命中!! でも支持を見て絶句!スキップでゴールして下さいだって・・・!

仕方なくお面をかぶって楽しく大きなスキップとらせて頂きました。

ザワザワって、笑いをとりなんだかちょっと良い気分。自分に似合わない事
ぐらい察しがつきます。そのギャップがあまりにも観衆の心をつかんだと・・・

でも、違いました・・・。お面が逆さまでした。

しっかり「お父さん、お面が逆ですね~」ってアナウンスされ、一転、平静を装う
けど恥ずかしくて・・・それでも親子共々1位獲得で、本当に良い思い出です。