2017年」カテゴリーアーカイブ

全面的にバックアップ

新建ハウジングから・・・

住宅情報マガジン等の機関がこのほど、住宅購入の負荷に関するアンケート調査を実施した。

住宅購入の経験のある全国583人と賃貸契約の経験のある全国781人を対象に比較した。

 

住宅購入の手続きなどに係る負荷について聞いたところ・・・

「とても大変だった」 「大変だった」と回答した人は合計90.4%!

賃貸契約に係る負荷では・・・

「とても大変だった」「大変だった」の合計が58.9%で、住宅購入手続きの負荷の方が上まった。

 

511-1

 

住宅購入を進めていく中で大変だった内容を質問したところ、

「書類提出の依頼が複数回にわたり、準備するのが面倒だった」37.4%)、

「平日にしか取得できない書類があり、仕事で有給を取得しなればならなかった」25.7%)、

「引っ越しのスケジュール調整が面倒だった」23.5%

が上位を占めた。


そのほか、負荷の内容を年代別に見ると、20代では「連絡方法」の負荷が大きいと答えた人が

33.3%と最も多く、30代の15.2%、40代以降の1桁台に対しても割合が高かった。

SNSを主要な連絡手段とする若い世代の方が、負担をより大きく感じていることが分かった。

 

・・・という事で

我が家を達成するまでは手続きが大変!

「我が家の試行錯誤が楽しいひと時」という方も多い反面、それを上回る打ち合わせや手続き!

 

大丈夫です!

弊社では全面的にバックアップ致します。

出来る範囲でですが?

詳細は「こちら」をご覧ください!

 

自社の造る建物にはプライド

 


今までの日本の住宅は他国に比べ省エネ基準が少し遅れているように感じます。

ほとんどの国は日本と比較して高いレベルの気密性、断熱性の建物が義務化されています。


たとえば、他国では日本のように熱を伝えやすい金属サッシなどを使用せず「樹脂サッシ』を使用!

樹脂サッシは、ドイツやフランス、欧米、中国、韓国等でも広く使われている高断熱サッシです。 

 

これらの国では、断熱性能の低いアルミサッシなどは使えず樹脂サッシでないと家を新築できない!

そんな地域も多くあるようです。

 

各国の樹脂窓普及率は、北欧・日本を除いた先進国の国々では60%を超える状況で、

日本の普及率はたったの7%、アルミと樹脂の複合でようやく30%くらいです。


510-1

 

今後は国も地球温暖化防止等の必要性から樹脂サッシを標準仕様になるよう促して行くようです。

日本の住宅業界では、まだまだ国の基準値を最低限クリアーできれば高気密、高断熱

とうたっているところも多く見受けられるように思います。


「自社の造る建物にはプライド」を持って1件1件大切に造り上げたいものです。

君津市T様邸の基礎工事報告2

前回の2回目のコンクリートからの続きです。


⑥立ち上がり枠外し撤去

銀色の断熱材が現れます。

ばらした後天端のだんねつざい(余白)を切り取ります。

この季節は照り返しが目にききます!

508-1

 

⑦土間断熱(蓄熱層)+ワイヤーメッシュ敷き

3回目のコンクリート準備の為、土間前面に断熱材を敷きこみます。

次にワイヤーメッシュを前面に敷きこみ設置完了。

快適な住環境のための蓄熱層&照り返しMAX!

508-2

⑧3回目のコンクリート打設。

一般の基礎工事ではお目に掛かれません。

508-3


⑨外部全面ブルーシート敷き(雨養生)

建物周りに敷くだけで建物を汚さず綺麗に保ちます。

一昔の現場とは違い、今はどこも綺麗になりました・・・

弊社では泥を入れないように、又最終クリーニング時は床下クリーニング迄行います。

見えないところが大事なんです。

508-4

⑩土台敷き

きっちり土台が入りました。

508-5

 

上棟目前!

天候だけが心配?

 

次回は上棟報告!

 

君津市T様邸の基礎工事報告

大変お待たせして申し訳ありません。

2週間空いてしまいました。

カイハタ建設大丈夫かな? って思いの方もいるかも!


大丈夫です。

お陰様で緑区の内覧会も盛況に終了し、来年迄、多くの依頼をお受けいたしました。

今現在、プラン作成が重なり「猫の手も借りたい程」と言う状態で・・・

大変嬉しく感謝・感謝です。


さて君津市のT様邸の工事報告。

前回の地鎮祭、改良杭施工からの続きとなります。


先ずは

①基礎着工

敷地から建物配置外周に木柵やり方を施し、根伐り掘削(穴掘り)を行います。

エアブレスの基礎は二重べた基礎となる為、根伐り底が深く通常の2倍ほどとなります。

507-1


②配筋工事

ご覧のように配管準備のためのスリーブ入れで設備担当者に位置を指示しています。

エアブレスは床下配管など設備が複雑なので初期設計(設備版)が重要となります。

事あるごとに現場に足を向け進行致します。

 

507-2

 

③ベースコンクリート打設

エアブレスで初回のコンクリート打設

基礎配筋=ベース配筋+立ち上がり配筋+補強配筋となりますが、今回のT様邸は長期優良住宅!

外装タイル張りで広い小屋裏付の4層構造という事で基礎もちょっと違います。

ベース配筋のピッチはご覧のように升目が小さく125mmピッチ。

検査担当者も見たことがないというレベル!

耐震に配慮し万全を尽くします。

 

507-3

④立ち上がりコンクリート枠設置

通常と違うのが基礎断熱仕様。

基礎型枠の中に断熱材を設置。

とても手間がかかり、寸法チェックも複雑で大変ですが快適な住環境には変えられない!

507-4


⑤立ち上がりコンクリート打設

2回目のコンクリート打設となります。

507-5


次回3回目のコンクリート~上棟までのご報告。

お楽しみに!

 

土気にて呼吸するエアブレスの家 内覧会

長期優良住宅でエアブレス工法の家、構造見学会を7/22(土)、23(日)にて開催します。

今回も見どころ満載!!です。

中村邸構造 裏640

 

1、7層構造の住宅。なかなか見られません!

2、断熱材は現場発泡ウレタン(熱伝導率0.036 W/(m・K)

3、和室(真壁)の断熱材は硬質ウレタンフォームボード(熱伝導率0.024 W/(m・K)

4、大黒ヒノキ柱6mを1本
        4mを1本
        3mを2本

※大黒柱と和室の柱はプレカット工場に出向き節や木目をチェック!

天然物なのでより見栄えの良いものを毎回選別しています。

(写真は来月初め上棟予定(T様邸)の和室柱及び大黒選別に出向いた時(7/14)の写真)

506-1

 


5、無垢材使用で強靱な接合力の金物工法

6、エアブレス工法の真骨頂、全館空気循環システム(躯体の中の空気の流れ道を確認できます)

7、全館冷暖房システム(冬は6面輻射暖房、夏は冷房)

8、全館空気清浄システム(PM2.5を98%カット))

9、全熱交換型24時間換気(第1種換気システムで熱交換率80%で省エネ)

10、スラブ暖房付き2重べた基礎工法

11、基礎の立ち上がり部全部断熱

 

506-2

 

まだまだ見どころ満載です!

一度見に来ませんか?

心よりお待ちしています。

 

どこまで省エネは進化?

先々週、大手建材メーカーさん主催にて住宅の省エネ性能についての説明会

そして先週、東京フォーラムにて大手サッシメーカー主催の勉強会があり参加してきました。

 

505-1


皆さんご存知とは思いますが、内容は

今、国策により省エネ住宅規制強化が進められています。


理由として

・環境破壊への対策

・エネルギー利用の合理化

・優良住宅のストック形成

 


今後の規制強化として、まず地域ごとに基準値を設ける。

その基準値をクリアーした住宅に ランク付け表示 をしてゆくという物。

(イメージで言うと車に張り付けてある消費基準達成表示のような物)


その表示マークをBELSマークと言うのですがそのランク内容は 星の数 で表されます。

・既存の省エネ住宅

・新基準省エネ住宅

・誘導基準住宅、低炭素基準住宅

・新トップランナー等

・ZEH、ゼロエネルギー相当など とランクが区別され表示されていきます

505-2

 

また、期日も設け2020年以降には新省エネ基準住宅を義務化

2030年までにはゼロエネルギーの平均化を目指す事になりました。


もちろん消費者は今後性能の高い住宅を表示マークで判断出来るようになる訳です!

 

505-3


しかし、

どこまで省エネは進化?

2100年ごろは?

 

スタート!

本日は快晴!?初夏を思わせる日差しの中、T様邸の地鎮祭が執り行われました。

おさらいですが、地鎮祭とは二つの意味合いがあるそうです。

一つはその土地に住む神様を祝い鎮め土地を利用させてもらう許可を得るという事。

もう一つはこれからの工事の安全と家族の繁栄を祈願する事です。

 

504-1

 

祭壇(南向きまたは東向き)を組み神籬を立てます。

ここに供え物を供え、神職が「オオ~」と声を発して(「警蹕(けいひつ)」と言う)降臨を告げ、

祝詞を奏上し清め祓いなどを行うわけですが、


その地鎮祭の流れの中で 鍬入れがありますが、

(  設計者、施工者の順で盛砂を鍬等で三度作業する仕草を行う)

 

504-2


この際掛け声で  エイ!エイ!エイ! と発します。

この掛け声ただの掛け声ではなく、益々栄えますようにとの願いを込めての、

 「 栄!栄!栄!」や、末永くの意味で「永、永、永」 なんです 。

 

何気なく使っている日本の言葉、意味が深いですよね。

 

504-3


地鎮祭終了後施主様と近隣へのご挨拶をさせて頂きいよいよ工事がスタート!

地盤改良が始まりました。

 

こんな家は初めてダ!

先日の報告から10日以上経ってしまいました。

申し訳ありません。

緑区N様邸の上棟が無事終了となりました。

503-1


先ずは終了した基礎に土台が入ります。

ご覧のように斜め土台もきっちり基礎に合わせ設置完了!

上棟準備の必須の一つである足場を組み、建物周りにシートを敷き・・・

後は待つのみ!

503-2  503-3


基礎工事では、ほぼほぼ雨をヨケヨケ進行したが?

肝心な日には来るんだね!

怖いくらい雨男!


ご覧のように上棟当日はみんな雨合羽姿で黙々と作業をこなします。

1階の柱が建ち梁を入れていきます・・・っが普通とちょっと違う建物なので注意です。

2階の床梁を設置する前に細かい梁を入れていかなければなりません。


1階と2階の間に2層?2階と小屋の間に1層?の床があるので職人は大変です!

上棟にはいつも慣れた職人でも弊社の7層構造にはどうやら困惑気味!

楽しく、嬉しく、難しい?


設計した私は図面を把握していてお披露目という事で心地よくご満悦で良いですが、

作業する方々はとても大変です!

この順序でこっちを先に納めなければこっちの柱が入らないとか?

いや違うよ~とか?


私は頭の中の図面を想像しながら足場からカシャカシャ撮影に没頭中!

順序を間違えたり、化粧ものとそうでないものの違いを間違えたりした場合等々

危険を伴う場合、戻せない間違いなど、のみに声掛けをします。


大工さんも今では弊社の複層工程に慣れてきてお手の物です。

今回、初めて参加した応援の若い方から・・・

「こんな家は初めてダ!」

「仕上がりが見てみたい」って興味津々でした!

503-4


さて小屋梁が仕上がる頃にはスッカリ雨が上がりスッキリ!

ちなみに柱、梁共に無垢乾燥材のため雨の影響を受けません!

受けません?というより材木の芯まで水分が浸透することなく表面に留まり、

天候が良くなって乾燥気味になると元の状態に戻ります。

 

503-5


翌日に屋根垂木を設置!

ご覧のような快晴となり前日の天候は何処かにすっ飛び、ついでに湿気もすっ飛びました。


本当にこれからが楽しみです!

前回と同じですが・・・手間を惜しまない一工夫から・・・

より快適で「楽しい」住環境が実現されます。


千葉市に「人にも建物にも優しい健康住宅」がもう一軒加わります!

本当に有難うございます。

七月半ば予定の構造見学会をお楽しみに!

 

 

スラブ暖房付きの二重べた基礎

エアブレスの基礎のポイント

明後日の上棟に向け雨をヨケヨケ着実に進行中!

でも・・・明日から雨雲が接近してくるようだ?

やっぱり来ちゃったか!

502-1 502-2


さて、前回の基礎工事の続きの③工程

③は三回目のコンクリート打設となります

ちなみにこの③は通常の基礎工事ではお目に掛かれません!

弊社のエアブレス限定の特殊工程となります。


前回の②工程の後・・・

土間全面に断熱材(硬質ウレタンフォーム)を敷き並べ、

更にワイヤーメッシュを敷き並べ、

更にポリエチレン管を敷き並べ、

ようやく土間コンクリートを打ち込みます。


これ(スラブ暖房)により 全館をムラなく暖めることが出来、

尚且つ床下のない玄関スペース等も均一に温められます。


東北などで一部見かけますが、他と弊社の一番の違いは構造体に暖房管を廻していない点です。

良く見かける施工法は構造体(ベース)内に埋設します。

つまり構造体に異物を入れない・・・構造体の上の断熱材の上に配置(埋設)という事です。

これにより断熱材の効果も期待できるうえに耐震性を損なう事もない!

正に『人にも建物にも優しい本当の健康住宅』が出来上がる訳です。


ただ・・・コンクリート打設の時は大変です。

踏まないように立ち上がりの上からの作業!

腰は痛いし、足場は悪いし!

ちなみに③工程時には、わざわざ左官屋さんに来て頂きます。

502-3


スラブ暖房付きの二重べた基礎が綺麗に仕上がりました!

前回と同じですが・・・手間を惜しまない一工夫から・・・

より快適な住環境が実現されます。

 

手間を惜しまない一工夫から・・・

エアブレスの基礎のポイント

今月末の上棟に向け雨をヨケヨケ着実に進行中!

通常のべた基礎の基本である全面のベースコンクリートからのご説明。

 

501-1

 

N様邸の基礎工事写真(一回目のコンクリート打設)です。

 

501-2

 

同じく基礎工事写真(二回目のコンクリート打設)です。


ちなみにエアブレスの基礎のポイント!


①基礎断熱のために採用する断熱材は熱伝導率に優れた硬質ウレタンフォームを使用。

(基準法数値クリアーだけの形式だけの基礎断熱とは考え方が違う)


②基礎の根入れ深さ(地盤から基礎を埋める深さ)が深いので当然、地盤への食いつきが良く安定

(一般的な基礎の根入れ深さ20cmに対してエアブレスの基礎の根入れ深さ40cm)


③ベースコンクリートの上全面に断熱材を敷き込みその後、蓄熱コンクリートを打設

(一般的な基礎断熱は30mmの断熱材を外周部1mだけ敷き込んで基礎断熱仕様とうたいます)


立ち上がり高さ600mm (うち550mmまで打設)基礎立ち上がり巾150mmという仕様。

以上・・・エアブレス工法の立ち上がりコンクリートまでのご説明。

 

③は基礎工事写真(三回目のコンクリート打設)となります・・・次回ご報告

ちなみにこの③は通常の基礎工事ではお目に掛かれません!

弊社のエアブレス限定の特殊工程となります。


手間を惜しまない一工夫から・・・

より快適な住環境が実現されます。